採用

採用は難しい。

これは面接する素人の立場、一個人として感じたこと。
だから、深みもくそも無い。完全に視野の狭い個人的な内容。
採用責任者のYNからすれば笑ってしまうくらいレベルの低い内容かもしれない。
ただ、今感じていること・自分の無力さを残しておきたいと思うので書いてみる。


採用は難しい。
人の人生に大きな影響を与えてしまうと思うから。落としても、合格させても。
これを受け止めて、消化する器がまだ自分には無い。全く無い。
必要以上に候補者に感情移入してしまう。自分と重なって見えてしまう。

ただ冷静に考えて、その候補者がMSPにとって必要なのかどうかということを考えると
考えていたつもりだが、まだ自分は冷静な判断が出来ていないように思う。ファクトベースに立てていない。
「MSPの社員」として出なく、「澁谷隆太」として人を見てしまっている気がする。
そう考えると、自分は何なのか、自分はもしかしたらMSPのCIからずれているのではないか、とまで考えが肥大化してしまう。
意味がわからなくなる。

夜はさらなる候補者の掘り下げと打ち上げも兼ねて
候補者2人を交えて食事をした。
食事の場、正直それどころではなかった。
上記のような考えが深まり(Umicoreの件も合わさり)、食欲も大して進まない。

感情を制することが出来ないのだ。
なんてしょぼい。

自分がある候補者を押していたせいもあって、上記の機会ができたのに
本人はそれどころではなかった。
なんというか、情けない。
「採用活動」ということを自分はナメていたのだろうか。決してそんなつもりは無かった。


そんなことを考えると、採用責任者のYNのプレッシャーは恐ろしいはずだ。
こんなプレッシャーの中で最善の採用活動をすべくあらゆる手を尽くしている姿を想像すると、頭が上がらない。


ただ、こんな自分ではあるけれども、「MSPにとって」最善の形で中国採用を終わらせたいと思う。


11月は中々タフな月だ。プライベートなことも仕事のことも、いろいろなことが重なってくる。
しかし、止まっている時間など無い。前に進むしかないのだ。