初心

以下、自分の大学のゼミの卒業文集のようなものに載せた記事。言うなれば初心。

<自分の中に強く根付いている言葉>
「流行にのるな」 by 中学の部活の先輩
仲の良かった先輩と神戸・三宮に服を買いに行ったときに言われた言葉。何故かとても頭に残っている。
当初は感じなかったが、今思えばこの短い言葉は、実はとても奥が深いものなのではないだろうか。
「流行にのるな」→「周りに流されるな」→「自分をしっかり持て」と今は解釈している。この影響もあるのかどうかはわからないが、
周りを気にせず今まで何でも自分で決めてきた。大学では、楽をしようとする周りの流れに逆らい、危険な有馬ゼミを選び(笑)、
危ないと言われながら初めて海外はヨーロッパを2週間一人で放浪し、4年時に語学留学の国を決める際は、
メジャーな国に行きたくなくてフィリピンに行ってみたり。しかし、これら振り返っただけでも、全て自分にとって大きなプラスとなっている。



「選択肢に迷った時は、困難だと思う方を選びなさい。そうすれば、得られるものも大きいから。決して楽な方を選んではいけない。」 by ウチのオトン

2年の11月ぐらい。リクルーティング真っ最中。ゼミを本気で辞めようと思った。同期には伝えた。先輩にも相談した。理由としては、実家の急な状況の変化だった。それは自分でもどうしようもないものだった。迷った。本当に迷った。14期のえりさん、アヤコさん、ハルさんは自分の家まで来てくれて朝まで話を聞いてくれた。そしてオトンが最後の東京出張に来た際、池袋マルイ前のエクセルシオールで直接話をした。その時にオトン自身の体験談からこの言葉が出てきた。そして「ウチのことは心配するな。だから、お前が自分で選べ」と言われた。それからは吹っ切れた。今思うと、リクルーティングがどうにもいかなすぎて逃げたかったという思いもあったのだと思う。95%以上辞めようと思っていたのに、よく立ち直ったと思う。いろんなこともあったが、今本当に思うのは、「有馬ゼミに入ってよかった、有馬ゼミを続けてよかった」ということ。




「“弱さ”とは己の進んだ道に責任を持てないこと。その道の上で何が起ころうとも、望むところだという気でいなければいけない。」 byなんかの漫画